眠かった…。


バイトが終わると同時に、猛スピードで帰り支度を始めた。


「麻衣に宜しく〜!」


だから!
何もねぇーって。


亮はメアド交換しただけって言っても?


納得する様子もなかった。


「悪いけど…今日はお前と話してる元気ない!」


「はいはい。悪かったよ〜!」

亮は、椅子に座り煙草を加えながら、手を上げた。


ニヤニヤすんなよ!


あいつ!まだ疑ってるな?

裏の扉を開けて軽快に階段を下りた。


「敦君…!!」