気づけば…?

もう一度、様子を見に行く俺がいた。

シャワーを浴びて着替えて。

そして、何もない冷蔵庫からアイスを一つ持って。


『カチャ!!』

悪いけど〜。

勝手させてもらいます。

物音が響かないように・・・。

注意を払いながら部屋へ入る。


原田さんは、目を開けていた。

「すみません!勝手に・・。」


原田さんは、優しく微笑みながら


「いいの!助けてくれてありがとっ」


「あの〜これ食べれますか?」


俺の左手にある、アイスを差しだした。


「嬉しい!食べたいっなっ」

原田さんは、お腹を触りながら起き上った。