布団で寝ている原田さん。

大分寝てないのか?


『ごめんなさい』


申し訳なさそうに言って。
またすぐ眠りに入った。

俺の部屋から、ハンカチタオルを取り出して、原田さんの額に落とした。


気付いたら


俺の姿は部屋着のままで。

ボロTシャツに短パン姿。

あげくに、汗だらけ。


ちょっとなぁ…?


勢い過ぎたかも。


俺は自分の部屋へ戻ろうとした。



その時だった…。