紗英に聞けば帰ってきてから、妙に明るくしてるのが分かったらしい。


いつものように部屋に行ったと言う。


麻衣は一言
「私は、大丈夫よ…」


俺の目を真っ直ぐ見た。
気を使ってるのが、分かる。


瞼が少し腫れている。。


「余計なお世話かもしれねぇけど、あいつに頼まれたんだ…。」

こういうの苦手なんだけど。

麻衣は妹みたいな存在
敦も、ほっとけない奴で。


麻衣も、俺がここに来た理由を分かってる感じがした。


「……そういうことで、お邪魔させてもらうわ!」


麻衣は、何も言わずただ黙ったままだった。


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