空を翔ぶキミへ

「キャアアアアアアアアアア!!」

やっぱり虫の死骸だった。
ざまぁみろって。

「なによ!私が何したって言うの!?」
『その箱、プレゼントしてくれたの
あなたでしょ?
こんなに多くはいらないから
お裾分けしに。』

ヒステリックに叫ぶ彼女に
私は顔を近づけ、続けた。

『私には効かないよ?こんなの。』

その言葉に彼女は顔を真っ赤にして
ワナワナと震え始めた。

「なによ...なによアンタ!」

彼女は私の襟首を掴んで睨む。
けれど、私より小さい彼女を、私は
見下すような感じになった。

「なに笑ってんだよ。」
『チビだなーって(笑)』
「あぁ!?」
『あー、面白い。』

そう言って鼻で笑うと、優菜は
手をあげた。