「じゃあ、逆に聞くけど何でそんなに授業に出たいわけ?」
裕斗が不思議そうに聞く。
「勉強した方が将来、得することがたくさんあるかもしれないじゃん。今しか出来ないことをしておかないと大人になって後悔するかもしれないでしょ?」
あたしがそう言うと今度は蓮が口を開いた。
「確かにそうかもしれないけど、でも勉強するかしないかは自分達の自由。他人があれこれ言う事でもないでしょ」
「そうかもしれないけど…」
あたしの意見が正論とは言えないけどやっぱり勉強してそれなりの知識もあった方がいいとは思う。
「あたし、授業に戻らせてもらうね」
「ええっー!!蘭ともうちょっと遊びたかったのにぃ〜っ!!」
冬馬が目に薄っすらと涙を溜めて言う。

