STが終わると早速授業が始まった。 授業の内容は前に通っていた高校とちょうど同じところだった。 ノートにスラスラと黒板の字を写していく。 ガラガラ 突然、後ろのドアが開いた。 誰かと思い見てみれば… 「―あれ?蘭?」 「れ、蓮っ!?」 まさかの双子の蓮だった。 「本当に蘭が来るとはな」