「真理子様っ…!?」


「さっ、荷物を中に入れましょうか」


「は、はい…」


涼宮さんの静止も止めずに中へと促す真理子さん。


中は思っていたよりも広かった。


テレビやベッド、小さなキッチンがあった。


「基本はこの部屋で生活してもらうことになる。平日は19:00までなら外出しても構わない。休日は21:00。それを破ると朝ご飯が当たらないという罰付きだから気を付けてね。朝ご飯は食堂で取ってもらうわね。後、お風呂なんだけど20:00から入れることになっているからね」


真理子さんに一通り説明をしてもらった。


「分かりました」


「じゃあ、今日は疲れたと思うからゆっくり休んでね」