「蘭ちゃんの部屋はここよ」


あたしの部屋は305号室。


「真理子様、ここのエリアは…!?」


「何かあるんですか?」


涼宮さんが焦ったように真理子さんに言う。


「ここのエリアは…問題児達が泊まっているエリアなんですよ」


「も、問題児っ…!?」


「はい。彼らは授業は出ないのは勿論、彼らの言う事は絶対なんですよ」


そ、そんな問題児達と同じエリアに泊まるってかなり危険じゃないっ…!?


「何と言われようが蘭ちゃんにはこの部屋に泊まってもらうわ」