ーどのみち、ゲームからは逃げられない。 きっと逃がすつもりもない。 鴻上くんはそういう人だ。 ーそれなら。 あたしはギュッとこぶしを握りしめて鴻上くんを見据えた。 「…もしも、あたしが勝ったら?」 「ご褒美をあげるよ。ご褒美の中身は…」 ーーーーー そして、ご褒美の内容を聞いたあたしは死に物狂いで作業にとりかかるのだった。