またこの朝がやってきた。

運良く今日はシフトが違う日だった。

安心してる自分がいたが、さみしさも混ざ

った複雑な感情でのバイトだった。

さすがに集中できるはずもなかった。

食欲も出ず、午後の仕事も始まった。

そのとき、

「大丈夫?」

声をかけてくれたのは親友のありさだっ

た。

「大丈夫だよ」

心配かけたくなくて、大丈夫じゃないなん

て言えなかった。

でも、甘えたい部分もあったかも...