先生にも、母さんにも聞こえない小さな声で呟いた



不安




生きられる可能性



死ぬ可能性。



どちらが大きいかなんてわかりきってる。


先生は母さんと今後について

別室で話したい、と言って部屋からでていった。



独り。


それはいつものはずだろ、


でも…