『み、おう??覚えてるってゆーか』


『同じ学校じゃん、俺ら』



布由は首をかしげた




「え、いや、亜豆さいきん、てか結構前から学校きてねーよ??」


『…え?』



そんなはずはない。
だって深桜はいつも黒薙の制服来て見舞いに来てる。



『き、きづいてねーだけじゃね??』

顔が引きつる

「や、だってクラスの名簿にあるんだけどさ、全くこないんだよね」




…は?


どういうことだ



「それでさ、さっきまちがえて脳神経外科の病棟行ったわけ」


「2階と3階まちがえてさ」


ドクンッ


嫌な予感がする。





布由は言葉を続けた