『俺がさ、死んだらどうする?』 あまりにさらりと言ったもんだから母さんはただその場に立ち尽くしていた。 『ほら、ね、悠里も今年受験じゃん?』 『お金とかキツイっしょw』 苦笑いを浮かべ 母さんをみる。 …泣くなよ 「奏多はそんなこと気にしなくていーのっ!」 涙をふいてコートをはおった。 『待てよ母さん、俺のはなしきいて?』 聞きたくない、と言わんばかりにかばんを持ち部屋からでようとする 『なあ、母さん』 『母さん!!』