泣けない、じゃなかった。 泣かなかっただけのことに気づく。 ずっと 不安 と 孤独 しかなかった 深桜はそんな俺の声を聞いてくれた。 俺の想いを聴いてくれた。 なによりそれが嬉しくて。 ドナーのことも話した。 すべて、いまの俺を。 深桜は目と鼻を赤くして、 真っ直ぐに俺の目をみて聞いてくれた。 ありがとう 今夜は眠れそう。