コーヒーカップを降りて、次はどこに行こうか、なんて話しながらぶらぶらしていると、目の前にひときわ不気味な外装の教室がみえた。
………お化け屋敷だ………
隣を見ると、羽奈ちゃんと樋口くんが目をキラキラさせながらお化け屋敷を見ていた。
「ねぇっ!陽依!お化け屋敷だよっ!」
「奏太郎!!お化け屋敷!!入ろうぜ!」
こうなることはなんとなく予想してたけど…
「いえーい!行こう行こう!」
「あー…私、待ってるね、お化け屋敷はムリです…………」
「…あー、そっか、陽依はお化け屋敷ニガテだったよね…」
羽奈ちゃんがしゅんとしてる…
「私の事は気にしないで!3人で行ってきなよ!」
せっかくの文化祭だもん!
「え…でも…」
羽奈ちゃんが心配そうに言う。
