あれからずっと、そうちゃんとは会話も何もないまま、文化祭当日になった。

2-5はかなり気合入っていたから、飾り付けのおわった教室をみた時は感動した。

買い出しした時に買ったあれがここに使われてる〜、よく思いついたなぁ〜、なんて感心すると同時に、あの時のことを思い出して、胸がずきっとする。

羽奈ちゃんも、なんとなく私とそうちゃんの間に何かあったことに気づいていたみたいだけど、そっとしておいてくれた。