「え!何その顔!好きなの⁉︎その人のこと!」

「いやいやっ!そうじゃなくて、実はね…」

羽奈ちゃんにはそうちゃんの事は前にも何度か話していて、存在は知っている。

私は、羽奈ちゃんにそうちゃんが帰ってくることを伝えた。

「へー!よかったじゃん。
じゃあまた再会できるわけだ。」

「うん!そうなの!
会えるのが楽しみ!」

「そうちゃんってひとはイケメンなの?」

イケメン大好きな羽奈ちゃんがすかさずわたしに聞く。

「うーん…
小さい頃はいつもお母さんたちにかわいいって言われてたけど…
今はずーっと連絡とってないからわかんないなぁ…」