私でも忘れていたことを感謝されて、胸がぐっとなるのを感じた。

そういえば、小さい頃から、細かいことにも目を向けられる人だったよなぁ…

…やっぱり、あいかわらずそうちゃんは

優しいままだった。

私のことを覚えているかどうかも、

なんで無愛想なのかもわからないけれど、

それでも、そうちゃんの紡ぐ一言一言に、

あのときと同じあたたかさを感じた。