「そういう陽依だって、かわいいじゃん」 「え!?それこそ何言ってるの!?って感じだよ!」 「いやいや、陽依かわいいって。女の子らしいし。」 こうやって羽奈ちゃんは私を褒めてくれるけど、実際はネガティブな私を気づかってお世辞を言ってるんだっていうのはわかってる。 だってわたし、チビだし髪の毛癖っ毛で雨の日とかやばいし、頭悪いし、運動音痴だし、、、 大人っぽくてかわいい羽奈ちゃんとは大違い。