ひよこ。

そんなお姫様を見て申し訳なく思った

お妃様は、ある事を思いつく。

それは、お見合いパーティーだった。

最初は、王様もシャーラ姫も

乗り気じゃなかったが、

なんとか許しを得てパーティーを開く。


頭がいい人。

ピアノが弾ける人。

お金持ちな人。

話し上手な人。


たくさんの人と話してみたけれど、

やっぱりどの人も

シャーラ姫の心には届かなかった。

お見合いパーティーも終盤に差し掛かり、

最後の1人になった。

「シャーラ姫、

最後に私と、話をしてくれませんか??」

ずっと下を向いていたお姫様は、

パッと勢いよく顔を上げた。


「………アルネン王子………」


そう、そこには、

ずっと想い焦がれていた人がいたのだ。

「どうして、ここに………?」