「お、おはよ、そうちゃん。」
「ん、はよ。」
そうちゃんは、ふわりと笑って片手を上げた。
うっわ、そうちゃんかっこよ…
まじで後光が差して見えるよ………
そうちゃんの私服姿、
想像してたのとちょっと違うな…
金髪の頭に反して、
服装はカジュアルというか、
そんなに派手じゃない。
少しぶかっとした古着っぽいグレーのパーカーにジーンズ。
それに紺色のMA-1を羽織って、
背中には大きめのバックパック。
おっしゃれ…
シルバーアクセとか一切ついてなくて、
あんまり着飾ってない感じは
たしかにそうちゃんらしいかも。
なんか、隣で歩くの恥ずかしくなるわ…
かなり気合い入れてたとはいえ、
そんなにおしゃれじゃないから、私は…
「じゃ、行くか。」
そうちゃんの声にうん、と返事をしたけど、
下手したら声が裏返りそうなくらい緊張してしまう。
