「…にしても、ホントにこのクラスが今日が最後なの実感ねぇわー…」
樋口くんは、教室をキョロキョロと見渡しながら言った。
…ほんと。
だって、みんなあまりにも普通だから。
けど、もうこの教室でこのメンバーで、っていうのは無いんだもんね…
「やっぱりさみしいね…」
私も、しみじみと言った。すごく不思議な感じ。
「私、来年もこのメンバーがいいなぁ…」
「そうだな。」
本当だよね!
それすっごい思う!
よかった、私だけじゃなかった…
そう思ってるのは私だけだったらどうしよう、ってちょっと思ってたんだよね。
だから、羽奈ちゃんの言葉に2人が頷くのを見て、嬉しくなった。
…みんな、考えることはおんなじだね。
