「ねぇねぇ〜、返事しなよぉ〜?」
ねちっこく言う岡田さん。
鼻にかかった高い声を出してはいるけど、顔は苛立ちを隠せていない。
…この人たちは、何をもってこんなことをしているのだろうか。
そうちゃんを守ってるつもり?
それとも、外敵駆除?
…悪いけど、私今かなりイラついてる。
でも、今口を開いたら大爆発しちゃいそうだったから、私はぐっと口を噤む。
「え、なにガン無視?ないわー!」
3人は、そんな私を見て何が面白いのかケラケラ笑ってる。
…好きなんでしょ?
そうちゃんのこと。
ライバルなんかいないほうがいいに決まってる。
その気持ちはわかる。
…でも、こんな事してその恋が叶うようには思えない。
それを伝えたいけれど、苛立ちと国語力のなさでうまく言葉にできない。
私は何もできず、ただただ松岡さんの目をじっと見つめていた。
