ひよこ。


それに、私にはぶつかる勇気なんてない。

傷つきたくない。

だけど、自覚してしまえばどんどん膨らんでいくこの想いを止める術を、私は持ち合わせていなかった。

どうしたらいいの……?

「何言ってんの!
今もうすでに決まっている未来なんてないんだよ!
陽依の努力次第で、いい方に向かうかもしれない。
陽依はそれでも、諦めるの…?」

………っ。

私はその言葉にふるふると首を振った。

初めて知ったこの想い。

できることなら、叶えたい。

そうちゃんの1番近くで笑える女の子になりたい………