放課後、約束通り駅にあるカフェに羽奈ちゃんと入った。
私も羽奈ちゃんもミルクティーを頼んで、腰を落ち着かせた。
ミルクティーを選ぶって、結構女の子っぽいところあるよな〜。
大人っぽいからコーヒー飲んでそうだけど、本当は苦いの苦手なんだよね、羽奈ちゃんって。
私はふふ、と笑った。
「…何笑ってるの?」
「え、いや…羽奈ちゃんかわいいなぁー、って。」
「は!?何それ!急にどうしたの?
頭おかしくなった?…って、それは元からか。」
いやいやいやいや。
ちょっと待ってくださいよ、羽奈さん。
冗談きついっすわ〜…
そんなことをしてる間に、飲み物が運ばれてきた。