ひよこ。

……どうしよう……

『陽依のことが好きな人、私が知ってるだけでも3人はいるから。』

私は、羽奈ちゃんが言っていたことを思い出した。

まさか、本当に私のことが好きな人がいたなんて…

告白されるのは初めてじゃないけれど、予想もしなかった人に言われたから、すごくすごく驚いてる…

このドキドキは、びっくりしたから、だよね………?

…っていうか、ずっと見てた、って…

ど、どうしたらいいんだろう…

林田くんは、すごくいい人だと思う。

真面目だし、人望も厚い。

それにモテるし…

そんな人が、なんで私に……

〜♪ 〜♪

わわっ!!

びっ…くりしたぁ……

慌ててスマホを取り出すと、羽奈ちゃんから『何してるの?遅くない?』とLINEがきていた。

私、どれくらいここにいたんだろ…

もう、いろいろありすぎて、時間の感覚がおかしくなっちゃってる…

頭を整理しようと思って中庭に来たのに、もっとぐちゃぐちゃになるとは…

とりあえず立ち上がり、私はいそいで教室に戻った。