ひよこ。


すると、林田くんは顔を真っ赤にさせる。

「うっわ、なんか、竹井って………」

林田くんはそっぽをむいてぶつぶつと言っている。

あれ、なんか私変なこと言ったかも…

「ま、でも、奏太郎とか航希のがうまかったべ?」

林田くんは、ちらりとこっちを見ながら自虐気味に言った。

「うーん…
バスケのこととか詳しくないけど、林田くんが1番メンバーのことを考えながら動いてるように見えたなぁ…」

「え、あ、ありがと…」

思ってたより反応が薄い…

「あれ、もしかして見当違いだった?」

「ははっ、ううん。
自分が頑張ってたとこ気づいてもらえてびっくりしただけ。」

あ、そういうことね。

よかった。