…でも林田くんってモテるもんね、たしか。
顔もカッコ良くて、頭も良くて、女の子慣れしてるのか話しやすくて、バスケが上手で…
「あ、バスケ!お疲れ様!すごかったね!!」
「え?あ、おう、さんきゅ。」
私はこの間の球技大会での試合を思い出して、興奮気味に言った。
「いや〜…さすがだったね、かっこよかった!」
私がそういうと、林田くんは少し照れる。
「あー、ありがとうございます…
…竹井ってさ、そういうの誰にでも言うの?」
…え、そういうのって?
「あの、ほら、かっこいい、とか…」
あ!
「うーん…まぁ、そう思った人にしか言わないけど…」
私は足をぶらぶらさせ、目の前の大きな木を見ながら言った。
