「…そう、かな…」
「うん、よく気づいたよね。
…柴崎のこと、ずーっと見てたもんね…?」
え、いや、ちょっ………
その言い方は語弊が……
…まぁ、その通りなんだけど。
そして私は今そのことで頭を悩ませているのだけど。
「でもねー、柴崎に負けず航希もかっこよかったんだから!!」
そんな私に気づかず、羽奈ちゃんは興奮気味に話し始めた。
「2人が出たあと、航希が中心になって指示出して…シュートも4本も決めたのよ!
相手チームがバスケ部5人もいたから抜かされちゃったけど、それにしてもがんばったと思うの!」
え、相手チームってそんなにバスケ部いたんだ…
どうりで強いわけだ。
それなのに勝てたのって、すごいよね…!
