ひよこ。


最初はちょっと抵抗していたのに、案外すんなりついてきたそうちゃん。

…結構痛み強いのかな…

私はできるだけそうちゃんを気遣って、ゆっくりと歩いた。

「……大丈夫?」

ちらりとそうちゃんを見て言うと、そうちゃんもこちらを見ていて。

「あー、おう。多分。」

「…もう、あんまり無理しないでよ。」

私はちょっとむすりとしながら言う。

「…なんで。なんで気づいたの?」

そうちゃんが少し足を止めて、じっと私を見つめた。

「…だって、庇ってたじゃん。足。」