「とぼけてもわかっちゃうんだよね〜、私。
クラスメイトの前で嘘泣きして株あげよう、って、魂胆丸見え。
見てて笑そうになったわ〜。」
いやいや、なにもわかってませんよ松岡さん…
冷たい笑みを浮かべて言い続ける3人に、苛立ちを感じた。
「…何を見てそう思ったのかは知らないけど、私はそうちゃんに色目を使っても、計算してもいないから。
人をそういう目で見て笑ってるのって、かっこ悪いと思う。」
あっ……
余計なことまで言ってしまった…
そう思った時にはもう遅くて、3人は揃いも揃って眉を吊り上げてていた。
「はぁ!!??
てめぇふざけんなよ!!調子のんな!!!」
すごい剣幕でそう言い放つと、近くのゴミ箱をガンッと蹴って去って行った。
ペットボトルや缶がガラガラと音を立てながらあたりへ散らばる。
