「…陽依、ありがとう。
あの時は、きつい言い方してごめんね。
でも、あの時陽依と話してた時、この恋は自分の力で叶えたいんだな、って思った。
だから、これからは1人で頑張るね。
協力してくれてありがとう。」

「うん!」

よかった…

私たちは、その後も話しながらずっと視線を合わせていた。

…なんか、嬉しい。

心が通じ合っている感じがした。

高1の時に戻ったみたい。

優香ちゃんとは、そうちゃんのことで衝突してしまったけれど、そのおかげで、友情というものの大切さを感じられたように思った。