優香ちゃんのクラスの教室を覗くと、わーわーとうちのクラスに負けないくらい騒がしくて。
まぁ、高2の昼休みなんて実際こんなものだよね。
中学生の時は、もっと落ち着くものだと思ってたけど、まるで違うわ。
まぁ、たった2年でそう大人になれるわけでもないか。
私はそんなことを考えて気を紛らわしつつ呼吸を整えると、優香ちゃん、と窓際で友達と談笑している女の子に声をかけた。
私の姿を視線に捉えた彼女は少しびっくりしていて、友達に何かを言うとこっちにふわりと駆け寄ってきた。
走る時まで女の子らしい…
「何?」
優香ちゃんは首を傾げる。
聞かなくても、多分わかっているのだろうけど。
