「下の名前で呼ぶなんて、特別な人じゃなきゃしないでしょ!」 桜ちゃんがそう言う。 …でた、特別って。 「そうちゃんとは幼馴染みだから!それで、ちょっと仲良いんだ。」 私ははしゃいで騒ぎまくる2人の誤解を解く。 「あ、そういうことだったんだ!ごめんね、変に探っちゃって!」 あんまり申し訳なさそうじゃない無邪気な笑顔で謝る美来ちゃんに、ううん、とテキトーに返す。 そうすると、パタパタと2人は行ってしまった。