「まぁ、変な動きするけど。」

…あ、もう1個当てはまる項目発見。

えー、3人…

3人って結構いるよなぁ…

なんだか、その人たちに申し訳なくなった。

だって、私はきっとその人たちが思ってるような人じゃないし…

それに、その人たちの想いに応えられないのが何よりも辛い。

だから、正直それが誰だかは知らないままでいいや、と思った。

決して興味がないわけではないけれど。

「でも、恋愛とかよくわかんないし…」

「まぁ、あんたは身近な男子をもっと意識しなさい。わかった!?」

「は、はい…」

羽奈ちゃんの勢いについ返事をしてしまったけど、やっぱり自分は誰が好き、とか誰が自分を好き、とかそういうのは難しくてわからないなぁ…と思った。