「陽依、また柴崎と幼馴染みに戻れてよかったわね。
少し前まではもうそうちゃんって呼べないとか
なんとかって言ってメソメソしてたのに。」

そんな陽依が懐かしいわー、と言いながら私に微笑みかける。

「うん、私もちゃんと話せてよかった、って思うよ。」

羽奈ちゃん、私のこと考えてくれてたんだなぁ…

「…話といえば、私まだちゃんと聞かせてもらってないんだけど。」

………?

その言葉に、私の頭にはクエスチョンマークが浮かんだ。

「だーかーらー!優香ちゃんのこと!
クリスマスパーティーの時に何かあったんでしょ!?
詳しくは今度、ってなってたじゃない。」

あー、あれね!