ひよこ。


「ホントおめでとう!2人とも仲良くね!」

「うん、ありがとう!」

「おう、さんきゅ!
あー、じゃ、俺このあと用事あるから。」

お前も頑張れよ、とそうちゃんの肩をぼすぼす叩いてから立ち上がった樋口くん。

「わかってるよ…」

「相手が鈍感だと苦労するよなー…」

そう言い残して、樋口くんはさっさと帰って行った。

「…なんだよあいつ、自分がうまくいったからって余裕ぶりやがって…」

そうちゃんは不貞腐れたように頬杖をついた。