ひよこ。


「やっぱ幼馴染みっていーね!
柴崎くんがいてよかった、って今になってすごく思う!」

「そりゃどーも。」

…なんか反応薄くない?

そんなことを思ってる私をよそに、そうちゃんは思い出話を始めた。

「おまえ、小さい頃、なんかあっても人に頼るの苦手だったよな〜。」

あ、クラスの男の子にいじめられてた時とかもそうだった。

「あー…そうかも。
でも、いっつも柴崎くんが気づいてくれたよね。」

私はふふ、とそうちゃんに笑いかけた。

「…まぁ、いつも見てた、から…」

そう言いながらちょっと照れてるそうちゃん。

だから照れるとこおかしいって。