ひよこ。


「それ、覚えてると思わなかった。
思ってたより、まだ綺麗だな。」

「うん。まぁ、大事にしまってたからね。」

ちょっと自慢げに言う。

「そっか。」

少し顔を傾けてくすりと優しそうに笑ったそうちゃんに、なぜかドキドキしてしまってつい顔を逸らす。

「にしても、昔はホントにずっと一緒にいたよなー。」

そんな私にも気づかずに、そうちゃんは思い出すように言った。

「そうだね、懐かしいなぁ〜…」

「まぁお前、1人じゃ危なっかしかったしな。」

「うっ………すみません………」

そうちゃんの言葉に、私は小さくなって言う。