学校につくと、廊下を歩きながら羽奈ちゃんは何度も深呼吸をしていた。 「…なんか会うの緊張しちゃう…」 かわいいなぁ… …あれ。 ちらりと羽奈ちゃんの後ろを見ると、私たちの後ろから樋口くんとそうちゃんが来ていた。 羽奈ちゃんは、それに気づいていない。 私たちに気づいた樋口くんは、にかっと笑いながら人差し指を口にあてる。 …樋口くんたちが来てるのは秘密、って事かな? 私も小さくコクコクと頷く。