「…なんていうか、うまく言葉にできないけど。」 大井上が、いつもより考えながら言葉を発していく。 「中学生とかって、客観的に考えるとまだまだ子供で。 学校っていう狭い世界の中でせこせこと必死に生きてて。 そんな中で何かに躓いてしまえば、今まで創り上げてきた世界がガラガラと崩れてって……… 今までの自分じゃいられなくなって… それでも弱音を吐かずに耐えてきた菊池さんも、それを1番理解しようとしてた柴崎も、かっこいいな、って、私は思うよ。」