ひよこ。




話し終えると、4人の間には長い沈黙が流れる。

それを先に破ったのは、竹井だった。

「…辛かったね。」

そう言って、ふわりと正面にいる俺の頭を撫でた。

思いがけない行動に、つい どくん、と胸が高鳴る。

「…柴崎くんは、その時にあったことを、全部自分の責任にしてきたんだよね。
でもね、そんな事ないんだよ。
柴崎くんのせいなんかじゃない。
みんな…さ、心が弱かったんだよ。
自分がいじめられてるのも、いじめてるのも、何もかも、誰かのせいにしていないと立っていられなかったんだよ。」