「陽依はさ、ぼけーっとしてて思ったことあんまり考えずに口にするから、変なんだよね。
ズレてるというか。」
あー、なるほど。
そういうところはあるかもなぁ〜…
「かわいい天然とかわいくない天然の、かわいくないほうだよね。」
私がそう言うと、自虐かよ、と笑いが起きる。
「まぁ、陽依のそういう取り繕わないところが好きだったりするんだけどねー!」
羽奈ちゃんから、いきなり愛の告白。
そーゆーのは樋口くんに言いなさい、なんて、さすがに口には出さないけど。
「まぁたしかに、女子ってわざと天然ぶったり褒め合いしたり、めんどくさいやつ多いけど、そういうのがないからおまえらと仲良くなれたんだろうなーとは思うわ。」
樋口くんが ぼすっ、とイスに寄っ掛かりながら言う。
ちらりと羽奈ちゃんを見ると、案の定顔を赤くしていた。
かわいいやつめ。
