ひよこ。


…よかったなぁ、羽奈ちゃん嬉しそう。

口調は冷たかったりするのに、顔は嬉しいのを隠しきれていないようだった。

「…なぁ、あいつらなんか仲良くね?」

そうちゃんが急に話しかけてきて、びっくりしてしまう。

「あー、ね!」

この間、羽奈ちゃんに余計なことを言われたから、恥ずかしくて顔を見れない。

「…なんか顔赤くね?大丈夫か?」

そういいながら私の顔を覗き込むから、反射的に逸らしてしまう。

「あ……赤くないっ!」

焦って否定しすぎて、逆に怪しい気がする……

そうちゃんは心配してくれたのに、さすがに今のはダメだったかな、と思って慌てて話題を戻す。

「あ、あの2人、お似合いだよね…!」

「うん、俺も思う。
あいつら、俺が来る前もあんな感じだったの?」