「…え?帰ってくるの!?」

「そうなのよ。
旦那さんのお仕事がひと段落したみたいで、昨日の夜、裕美子さんからメールがあったの。」

私は、その言葉にわくわくとにやけがとまらなくなった。

「こっちにくるのが来週で、学校には再来週の月曜日からくるって。
あ、陽依と同じ高校みたいよ。」

「ええっ!楽しみ〜…」

「陽依、そうちゃんのこと大好きだったもんねー、よかったわね。」

「うん!」

まさか、そうちゃんがまたこっちへ帰ってくるなんて!