「あ、俊也。」


机にうつ伏せていると、汗1つかいていない涼しそうな俊也がきた。


俊也は朝も教室に来るようになっている。


だらけた私を見て鼻で笑う俊也。


なんでこんなに涼しそうなんだろう。


「俊也暑くないの?」


「暑くない。」


「え、なにそれ羨ましい。」


「嘘。」