でも、どんなに頑張って早く起きても朝はいろいろ時間がかかる。


だからいつもギリギリにバス停に到着。


そして、そのバス停には…


「おはよう、楓。」


「おはよう、美月。」


親友の寿 美月(コトブキ ミツキ)がいる。


美月はマシュマロみたいな肌に、小さな顔。


そして大きくてクリッとした目をしている、可愛い子の中でもその上をいく可愛い子。


しかも素直で天然という誰からも愛される女の子。


男女問わず人気な美月は私のよき理解者だ。