彼の苦悩



「あの…もし私が泣いても気にしないでください。」


「分かった。」


ふぅ…


と小さく息を吐き私は鍵盤を叩いた。


朝とは違い無になって弾けた。


‘この人’は目を閉じて私のピアノを聴いてくれた。


全て弾き終わったあと、拍手をくれた。