彼の苦悩



そんな時に俊也を慰める女の子が一人。


その子は毎日俊也と一緒にいた。


だけど、俊也に気がないと分かると…


『せっかく花を使ったのに全然だめ。


村田は諦める。』


そう友達に言っていたそうだ。


偶然か必然か、その場面を見てしまった俊也は、その子に問い詰めた。


花というのは、俊也の彼女だった子。